Babasaki Kenji Tibetan Thangka
浅間温泉 医王山 神宮寺
鎌倉時代の書院造様式をみごとに再現した本堂。昭和63年(1988年)再建。無骨にして繊細、質実にして剛健。虚飾を排した木造書院の嚆矢。匠の技の冴えは当地ならでは。 森を借景にして、すべてが事も無げにおさまっています。
はて、中尊寺でみたお堂のような、と思っていたらさもありなん。以下は松本市文化財ホームページからの抜粋引用です。 「延宝2年、松本城主水野忠直の母・清陽院の祈願により堂を建て薬師如来(松本 市重要文化財)を安置しました。現在の薬師堂は昭和23年に東大の藤島亥治郎博 士の設計により、国宝の奥州平泉の金色堂を模した藤原時代の御堂形式にて再建 されました。」 「薬師如来坐像は平安時代の木像で、昭和63年(1988年)3月17日松本市重要文化財 に指定されました。」
神宮寺に伝承される延喜式に基づけば、式内社に従属した寺院で筑摩神社の別当寺として創建されたとされています。創建年代は定かではありませんが、真言宗として興り、鎌倉時代正応年代(1288年頃)の写経(大般若経)が現存しています。室町時代後期永禄3年(1560年)に臨済宗建長寺派に所属したと伝えられています。御本尊は観音菩薩で、本堂のほかに観音堂(アバロホール)を持ち、各種イベントに利用されています。
「馬場崎研二だと、知っとる?」 「いやあ、、」 「チベットタンカ展だと。」 「ほお〜、、」