六手マハーカーラ
Six-Armed Mahakala

★マハーカーラとはサンスクリット語で直訳すると大黒天となり、日本では現在七福神の一つとなっている。
★この尊格は元々ヒンズー教の神の一つで、それが仏教化して守護神の一つとなった。
★マハーカーラには多数の図像が存在するが、最もポピュラーなものはこの六臂の像である。この尊格は、仏教寺院を外敵から守り、教団を発展させる護法尊とされている。
★このタンカ最上位には青い身体を持つ「クントゥ・サンポ」(法身普賢)を配し、又、主尊を取り囲み、五人の眷属を描いてある。

★Opus-64 1990 (90 x 60 cm)