デ・サン・ジク・スム
Chakrasamvara, Guhyasamaja,
Yamantaka

★左からチャクラサムバラ、グヒヤサマージャ、ヤマーンタカの三尊。ゲルク派では特に三大守護尊とされており、三体を総称して「デ・サン・ジク・スム」と呼ばれている。
★この横長のタンカに大きく描かれている三体の尊格は、タントラの最高形態とされる無上瑜伽タントラに属するもので、インドで後期密教が隆盛した八世紀以降に成立した聖典に説かれているものである。
★これらには大きく分類して、
  ①父タントラ
  ②母タントラ
  ③不二タントラがある。
★画面中央最上段には持金剛をはさんでティローパ、ナローパの二人のインド人。
★その直ぐ下にはツォンカパとその二大弟子。
★左には三世仏。
★右には観音、文殊、金剛手の各菩薩。
★下方には左から黄色の身体の多聞天、パルデン・ラモ、六臂マハーカーラ、チャムシン、ヤマの各護法尊を配している。

★Opus-85 1/1994